とある経営者との面談の中で、
決算書の見方についての
相談を頂きました。
複数事業をやっていらっしゃるので
・どの事業で儲かっているのか?
・どの事業で損をしているのか?
が決算書で分からない状態でした。
通常は部門別会計を
オススメするのですが、
部門間で商品のやりとりがあったり
兼務作業をおこなっていたりと
なかなか分けられないとのこと。
そこでお伝えしたのが、
「ざっくりともいいので
部門別の粗利から把握しませんか?」
ということ。
決算書では
部門別の売上は
でているのですが、
売上総利益は合算。
そこで、
各事業の粗利率を想定しながら
各事業の粗利を出しつつ、
それぞれの事業で取り組むべき
課題を出していきました。
分析に時間をかけても良いのですが
取り組むべき課題を出すための分析です。
決算書だけで見えない部分を
深掘りして考えていくことで、
取り組むべき課題を見つけ出す
ことができるのです。