【442】中小企業の経営計画策定におけるポイント(2)~分析は将来のヒント~

 

当社では、

クライアントである

小さな会社やお店にて

経営計画の策定の

お手伝いをしています。

 

前回は、

 

(1)現状分析は

  「過去から現在」

 

(2)今後の計画は

  「現在から将来」

 

ということをお伝えしました。

 

 

この2つの構成で

経営計画を

考えていくのです。

 

 

クライアント先で拝見する

経営計画書・経営改善計画書

の中には

 

・現状分析はボリュームがあり、

 

・今後の計画はやや薄い

 

というものも見かけます。

 

 

 

前回、現状分析は

一旦振り返るということで

将来に向けたヒントが

得られるかも知れない

ということをお伝えしました。

 

 

 

ヒントを得られるかも

しれないという程度で、

現状分析をすれば

自社の方向性が得られる

というものでもないのです。

 

 

それは

SWOT分析や3C分析

も同じです。

 

 

分析は将来のヒント探し。

 

 

将来の方向性は、

分析以外で見出せることも

あります。

 

 

分析で出なかったら

その分析に拘らない

ことも一案だと思います。

 

 

先にお伝えした

分厚い分析でも方向性が

見出せなかったとの

社長のお話がありました。

 

 

コンサルタントらしくない

発言かも知れませんが

過去の分析に偏らず

 

・自社のこと

 

・お客様のこと

 

・ライバルのこと

 

を考えることが

自社の今後を考える上で

重要な時もある

と思うのです。