【557】中小企業の経営計画(数字・行動)は逆算で考える

現在、とある支援機関様のご依頼で

経営分析・経営計画セミナーの講師をおこなっています。

 

 

小さな会社・お店の

経営分析には

 

・自社が選ばれる理由

 

・自社の導線設計

 

・自社の採算

 

の3点をお伝えしています。

 

  

特に自社の採算というのは、

必要な利益から逆算して

売上目標を出すというものです。

 

自社に毎月かかっている固定費

そして、返済や投資などを考えた利益の

2つを加味しながら必要な粗利を

求めていきます。

 

 

そうして、その粗利を獲得するために

何に取り組んでいくかを考えていくのです。

 

 

まさに逆算で経営を考えていきます。

 

 

そして、逆算で計算した、

その目標利益・目標売上を達成するために

どのような行動をしていくのかが、計画になります。

 

 

数値目標も逆算で考えたように、

行動計画も逆算で考えていきます。

 

 

小さな会社・お店にオススメしているのが

ガントチャート式経営計画

 

 

システム開発や建設現場で

活用するガントチャート(工程表)を

会社の経営計画に活用するのです。 

 

 

通常はExcelや専用ソフトを使いますが、

紙とペンと付箋で簡単にいつでも作れるのが

ガントチャート式経営計画の使い勝手の良さです。

 

 

ガントチャート式経営計画の考え方も

数字で逆算で考えたように、

その数字の達成に向けて

目標達成に向けて、何をすべきかを

逆算で考えていきます。

 

 

例えば、セールをおこなうためには、

・企画を考えたり

・準備をしたり

・集客したり

ということをいつ、だれが、どうやって

行うかを、細かくしていかないと現状に

流されてしまいます。

 

 

このガントチャート式経営計画の良さは

逆算で考えることを意識しつつ、順算で

考えることも両方できるのが特徴です。

 

 

経営において、成り行き的に進めるだけでなく

時には、目標を持ち数字も行動も逆算

で考えていくと必要な行動に絞られてきます。

 

 

一度、逆算で考えてみましょう!