前回、損益分岐点より
目標売上の計算が重要と
お伝えしました。
目標売上の算出は
(固定費+目標利益)/粗利率(限界利益率)
で表現されます。
しかし、粗利率は
これまでの粗利率を
実績にしているので、
想像以上に高い売上に
なってしまいます。
そこで、
「固定費+目標利益」
で表現される
「目標粗利」
をどう獲得するかが
重要になっていきます。
そこで考えるのは、
マージンミックス
マージンは利益
ミックスは組み合わせ
目標粗利額を、
どんな組み合わせで
満たしていくかを
考えるのです。
例えば、
商品によっても
粗利が高い商品(A)もあれば、
粗利が低い商品(B)もあります。
そこで、
商品Aを毎月何個売るのか?
商品Bを毎月何個売るのか?
の組み合わせを考えていくのです。
商品別売上計画を考えながら、
目標粗利額に到達するのかを
考えていきます。
実はそれだけでは絵に描いた
餅になる可能性もあります。
そこで別の視点で、
マージンミックスの
組み合わせを考えていきます。
例えば、
販売先別の売上
月別の売上
などを考えてみて、
必要粗利額が出るのかを
ダブルで検証していくのです。
その検討過程で、
具体的な取り組みを考えていくのです。
例えば、
・粗利が大きい商品Cを
販売していこう
・売上が凹む時期に最低限の粗利を
稼ぐためのキャンペーンをしよう
などです。
目標粗利をどう稼ぐかを
考えていくことが重要なのです!