ガントチャート式経営計画の
セミナーやコンサルティングでは、
やるべきことを「行動レベル」
に落とし込むことをご提案しています。
とある経営者から
「どこまで細かくすればいいのですか?」
相談を受けることがあります。
その時にお伝えする回答は
「それを見て、自分自身や社員の方が行動できるか」
です。
簡単な例として、
「掃除をする」
で考えてみましょう。
これで、自分自身や社員が行動できるか
という視点で、内容を検証していきます。
この内容だけで足りないのであれば
例えば、
「掃除機とぞうきんを出す」
「掃除が終わった後、チェックしてもらう」
などの項目を追加し行動をより細かくする必要があります。
一方で、
「ぞうきんを固く絞る」
「終わったら片付けをする」
などの行動も必要かも知れません。
しかし、
「ぞうきんを固く絞る」
「終わったら片付けをする」
ということが既に共有できていれば、
わざわざ書く必要がない項目です。
行動を細かくすることは
成果を得るための「目的」ではなく、
成果を得るための「手段」です。
だからこそ、
細かすぎる行動までは
書く必要はありません。
自分自身、自問自答しながら、
もしくは
社内のメンバーに確認しながら、
・迷わずに行動できるかどうか?
・行動に誤解がないか?
を問いながら、活動できるレベルまで
ガントチャート式経営計画を
作成していくのです。