ガントチャート式経営計画でお伝えしている事として、
まずは第一歩を踏み出しましょうとお伝えしています。
ガントチャートで記載する内容は
基本的には新しい取り組みが中心です。
その第一歩を踏み出すには勇気が必要です。
誰しも現状維持のままが楽と思いがちです。
実際私もそうです。そういう中で最初の一歩を
踏み出すことには、覚悟や勇気が必要です。
その一歩を踏み出すと、必ずと言っていいほど
新しい景色が見えてきます。
たった一歩でもでも見える景色が随分と変わること
すらあります。
何もやらないままで同じ景色を見てるよりも、
何かすることで同じ景色でも違って見えることが多いです。
それは成功だけ成功の時だけでなく、失敗した時もそうです。
それを前向きに振り返ることが大事だとお伝えしています。
よくPDCA
P(Plan:計画)
D(Do:実行)
C(Check:確認)
A(Action:修正)が回らない
といった話もあります。
PDCAが回らない理由の一つに、
ネガティブな気持ちで「C」Check:確認、「A」Action:修正
をおこなっていることがあります。
計画を振り返る際には、達成・実行できなかった人の
「犯人捜し」になったり、時には、できなかった自分への
自己嫌悪になってしまうことがあります。
そこで、「なぜできなかったのか?」というネガティブな気持ち
を切り替えて、「どうしたらできるのか?」というポジティブな気持ちに
切り替えて考えることが重要です。
そして、もう一つの理由として
計画・実行することは、「仮説・検証のサイクルを回す」
ことであるという意識が薄いということがあります。
計画して実行して成功する。これが理想のサイクルですが、
しかし現実は必ずしも思った通りになるわけではありません。
時には失敗することもあります。計画はあくまで仮説です。
仮説とは「たぶん、こうすれば上手くいくだろう」という、
仮の考えです。それを実行して、上手くいったか、
上手くいかなかったのかを実行を通じて検証するのです。
実行して上手くいかなかった場合は、計画がおかしかったということで、
どうやったら成果が出せるか?という視点でもう一度、計画、すなわち
仮説を考えていくことが重要です。
検証するためにはまずは第一歩を踏み出す必要があります。
是非、第一歩を踏み出して見える景色を変えてきましょう!