先週、靴を修理に行きました。
そこで見たチラシが
「ガムを食べながらウォーキングすると
ガムを食べない場合よりもカロリー消費が
高まる」というものでした。
ウォーキングをする人は
カロリーをコントロールしたい人
が少なからずいると思います。
一方でガムの消費はここ10年で
ずいぶん落ちている状況です。
通常ならスーパーやコンビニなど小売店の売り場で
ガムの PR をすべきところをあえてターゲットを
絞って靴屋さんでガムの良さをPRをしていました。
私がそのチラシを見たのはビジネスシューズの売り場でした。
おそらくビジネスマンはお菓子売り場に
行くことはないかもしれません。
あえてウォーキングをしたい層に絞って
PRをしたところが、非常に興味深く感じました。
セミナーやコンサルティングにおいても
お付き合いしたいお客様を選び、そして
そのお付き合いしたいお客様がどこで何を
見ているのかを考えるようにアドバイスしています。
今回のケースでも、
ガムメーカーがウォーキングをする人たち向けに
ガムの良さ(カロリー消費)お伝えたことに他なりません。
しかもそのキャッチコピーが通勤ジムというもので
ジムのコストとガムのコストを比較した非常に面白いものでした。
お客さんは必ずしも同じ商品で比較しているわけではありません。
この場合はジムのコストとガムのコストをそれとなく比較させています。
このように比較するものを変えると、その価値が高まることがあります。
是非皆さんも
・誰に選ばれたいのか
・何と比べて選ばれたいのか
という視点で考えることをオススメします。