小さな会社・お店の経営者を
の経営相談をさせてもらう中で
(1)考えた後で、走る経営者
(2)考えながら、走る経営者
の2つのタイプの経営者がいます。
(1)考えた後で、走る経営者は
しっかりと考え抜き、ゴールを見据え
計画を立てて、進んでいく慎重な経営者。
(2)考えながら、走る経営者は
まずは動いてみて、そこで見えた風景
感じ取った感覚をもとに、どの道に
進んでいくかを決めるチャレンジャーな経営者。
どちらがいいという訳でもありません。
それぞれ長所があるように、次のような
短所もあります。
(1)の考えた後で、走る経営者は、
ゴールや計画が明確でなかったりすると、
動き出せなくなることもあります。
そこで、あえてゴールを設定せず
少し走り出して見て、景色が変わると
見えてくる状況も感じた感覚も
変わることがあります。
(2)の考えながら、走る経営者は、
動物的本能でドンドン進む一方で、
どこに行きたいかという、そもそもの
ゴールがみえなくなってしまいます。
そこで、時には立ち止まってみて、
どちらとも重要な考え方であり、できれば
いいところ取りをすることも重要であり、
自分が、今は
(1)考えた後で、走る経営者
(2)考えながら、走る経営者
のどちらで活動しているかという
スタンスを理解しながら事業活動することが
重要だと思っています。